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【レビュー】聖の青春

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 聖の青春 (角川文庫)

将棋って面白い!「3月のライオン」を読んでそう感じた今日この頃、将棋がマイブームです。。。「聖の青春」はAmazonのランキングで上位にランクインしており、何の気なしに買って読んで見たのですがまたこれが素晴らしい作品でした。読んでよかった!2016年秋に映画化もされるということで話題性もバッチリです。ということでレビューしていきます。

 

※ネタバレを含みますのでご注意ください! 

 

 

↓「3月のライオン」についての記事はこちら

↓映画公式サイトはこちら

 

ひとことであらわすと

東の羽生、西の村山と言われる棋士村山聖(さとし)。将来を期待されながらも病に倒れ、わずか29歳でこの世を去った天才棋士の一生を描いた一冊

 

どんな内容?

1969年(昭和44年)6月15日、村山聖(さとし)は、父・伸一、母・トミコの長男として、広島大学付属病院で生まれた。体重30キロ代のトミコは原爆の後遺症である肝臓の持病があったが、医師の帝王切開の勧めに首を縦に振らず、強靭な精神力で聖を生んだ。

1974年(昭和49年)、5歳の誕生日を迎えたばかりの聖は、はしかにかかったが、ほどなくして完治。しかし、治った後も活発だった頃の様子と違い、広島市民病院に連れて行ったところ、腎ネフローゼ(極度の疲労や発熱が誘因となり起こる腎臓の機能障害)と診断された。 

 腎ネフローゼは、安静にして何もせずに布団の中で横になっていることが最良という。しかし、もともと活発だった聖はじっとしていることができず、外を駆けまわっては熱を出して倒れてしまい、入院することになった。そんな聖がある日、トミコ子に、「将棋の本を買うてきくれ」と告げた。初心者向けだが子どもには難しい本を聖はむさぼるように読み進めた。

 病気と闘う日々の中で、10歳になったばかりの聖は、広島市内の中島公園の近くにある篠崎教室の門を叩いた。11歳の聖は、中国こども名人戦で優勝。小学5年の3月には、病院に外泊許可を取り、聖は全国小学生将棋名人戦に出場するために生まれて始めて東京へ行った。「一局指してみなさい」と言われて始めた将棋で、のちの女流名人・中井広恵に破れ、本選トーナメントでは後に名人になる佐藤康光に敗れた。聖は全国のレベルの高さを痛感した。

 将棋界では、中学生でプロ棋士となった谷川浩司が、21歳で名人になった。ニュースターの出現で将棋界に注目が集まった。

 中学1年生の聖は、あせっていた。奨励会に6級で入会し5年で卒業できたとしても、プロに入ってからのリーグ戦を勝ち抜き、仮に毎年優勝という最短コースを辿っても、名人に挑戦できるのは、早くて23歳の時。

 学生服を着た聖は親族会議の場で、「谷川を倒すにはいまいくしかないんです。お願いです。僕を大阪にいかせてください」と頭を下げ、奨励会入りの許しを願った。

聖の青春/大崎善生のあらすじと読書感想文(ネタバレ) 引用

 

みどころ

  • 名人になりたい!という一心で戦い続ける聖の生き様
  • 聖と森師匠の二人三脚の師弟関係
  • 東の羽生、西の村山
  • A級に上り詰めるまでの戦い

ネフローゼという難病を患いながらもメキメキと才能を発揮して勝ち進んでいく村山聖。人はどうしても叶えたいという目標を持つとここまで頑張ることができるのか。命をかけて将棋と向き合う聖の生き様に、様々なことを考えさせられました。また、年齢を重ねていくほどに変化していく師匠との関係にも感動しました。

 

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